問題がある場合は、まずは管理会社に相談することが大切|京都府30代男性
以前、私が住んでいたマンションの近所に、毎日洗車をする人がいました。その人は毎日同じ時間になると、車を出して洗車を始め、泡だてから水撒きまで一通りやっていると、水を排水溝に流していました。しかし、排水溝に流した水が逆流して、私の住んでいるマンションの前に水たまりができ、車や靴を濡らしてしまいました。
最初はたまたまの出来事だと思っていましたが、翌日、同じことが起こりました。そしてその繰り返しです。私は他の住民の方にも聞いてみましたが、私と同じように被害を受けている人が多かったです。
そこで私たちは、マンションの管理会社に相談することにしました。管理会社は直ちに問題を解決するために、洗車をする人に対して注意を促し、洗車をする場所や時間を変更するように指導しました。それ以降、同じようなことは起こらず、みんなが安心して生活できるようになりました。
この経験から、問題がある場合は、まずは管理会社に相談することが大切だと思いました。しっかりとした対応をしてもらえれば、トラブルも解決できるということを学びました。
契約書にサインする前に、買い手は急に「あなた、この不動産、何で売るの?」と聞いてきた|京都府30代/女性
3年前のことです。
私は所有していた自宅の不動産を売却することにしました。
売却はテレビでよく見かける不動産屋さんに依頼し、何組かの内覧の方が来ましたが、誰も買ってくれませんでした。
不動産屋さんからはもう少し安く売る検討してはどうかと提案してきました。
しかし、私はもう少し待つことにしました。
ある日、不動産屋さんから連絡があり、買い手が見つかったと聞きました。
私は、不動産屋さんに行き、買い手と契約することになりました。
買い手は私と同じ女性でしたが、私が想像していたような上品な人ではありませんでした。
契約書にサインする前に、買い手は急に「あなた、この不動産、何で売るの?」と聞いてきたんです。
私は「子供が大きくなったので引っ越しを考えています。」と簡単に答えました。
しかし、彼女はそれに納得せず、何度も質問を繰り返しました。
私は少し不安になり、この契約を断ろうかと思いました。
しかし、不動産屋さんがなんとか彼女を納得させ契約に至りました。
山を相続した。売却前にもっと高値で売れる工夫をすべきだったと後悔。|京都府30代/男性
私は以前、山を相続したことがありました。所有している場所が遠く、毎年の伐採管理に手間がかかることから、私たち家族も同様に山を売却することを決めました。
しかし、売却価格は数千円とかなり安いもので、売却前に魅力的な要素をアピールすることができていればもっと高く売れたのではと後悔しました。たとえば、山菜が採れたり、自然環境に包まれた静かな環境で過ごすことができるなど、買い手に魅力的な要素がある場合には、それを十分にアピールすることが大切だと痛感しました。
今後、自分が所有する不動産などを売却する場合には、売却前にしっかりと魅力的な要素をアピールすることで、高く売ることができるようになりたいと思います。また、土地の権利関係や利用価値など、細かい点についても充分に調べて、慎重に判断することが重要だと感じました。また、売却に当たっては、売却価格だけでなく、将来的な価値や地元の市況なども考慮して、専門家の意見や相談を積極的に取り入れることも重要だと感じました。
相続税の申告期限までに間に合わず、遅延税が発生することに|京都府30代/男性
父親が亡くなり遺産相続を巡ってトラブルが起きました。父親は複数の不動産を所有しており、その分割について意見が分かれたため、相続分割協議書を作成することになりました。しかし、協議書の作成には時間がかかり、相続税の申告期限までに間に合わず、遅延税が発生することになりました。
さらに、相続分割協議書には、ある子供が不動産を譲渡する旨の合意書にサインしなかったことが発覚しました。そのため、不動産の所有権移転手続きに時間がかかり、譲渡先には迷惑をかけることになりました。
また、相続財産には現金や預金も含まれており、その分割についても意見が分かれました。特に、父親が他界する前に、ある子供にだけ大きな金額を贈与していたことが明らかになり、それに対する不満が持ち上がりました。
最終的に、家族は相続分割協議書を作成し、遅延税を支払いながらも相続手続きを完了しました。しかし、家族間の信頼関係が損なわれ、トラブルは未だに解決していません。
遺産相続に関しては、公正な分配が重要であり、家族間のコミュニケーションを大切にすることが必要です|京都府30代/男性
友人の話ですが、祖母が亡くなった際に、遺産相続に関して揉めたトラブルがありました。祖母が遺した財産は、不動産と預貯金が主であり、相続分については祖母の3人の子どもたちに分割されることになっていました。
しかし、最も年長の子どもであるTさんが、自分が住んでいた祖母の家を相続しようと主張しました。Tさんは、自分が祖母の家に住み続けることができれば、残りの相続分を他の兄弟たちに譲ることを提案しました。
しかし、他の兄弟たちは、公正な相続分配を望んでおり、Tさんの提案に納得できませんでした。結果、相続分配について話し合いが長引き、最終的には法律家の仲介を受けることになりました。
最終的には、祖母の財産は公正に分割されることになり、Tさんは祖母の家を相続することができませんでした。このトラブルで家族の仲は悪化し、お互いに信頼関係が揺らぐことになりました。遺産相続に関しては、公正な分配が重要であり、家族間のコミュニケーションを大切にすることが必要です。
兄弟たちには何も残らず、財産は慈善団体に全て寄付されることに|京都府35代/女性
私が知り合いから聞いた遺言状による相続で揉めたトラブルをお話しします。
その知り合いは大金持ちで、亡くなった際、遺言状には、彼女の財産の全てを慈善団体に寄付するように書かれていたそうです。しかし、その遺言状の内容について彼女の兄弟たちはそれに反対し、自分たちが全財産を相続したいと主張しました。
そのため、兄弟たちと慈善団体との間で裁判が行われました。しかし、その結果は予想外のものでした。裁判官は、遺言状には明確に寄付の意志が記されていることを認めました。
兄弟たちには何も残らず、財産は慈善団体に全て寄付されることになりました。裁判の終わりに、彼女が亡くなる前に残した言葉が残されていました。
「私は、あんたたちが私が死んだ後、お金のために争い合うことを望んでいません。
あんたたちは、お金ではなく、互いに助け合って生きて下さい。」
大切なのはお金や財産ではなく、家族や人間関係であることを彼女は言いたかったようです。遺言は、自分の財産の思いをどのように後世伝えるかを示す、「伝書バト」のようなものといえるでしょう。
兄は「父さんは実はお前のことが嫌いだったんだ」と言い出しました。|京都府40代/男性
父親が亡くなって、遺産相続の話し合いを私と兄の間ですることになった時のことです。
遺産の分配について平等に行いたいということで話し合いを始めたのですが、
お金はともかく、土地や家を物理的に半分にして分けるわけにもいきません。
どのように分けるかという話をしていると、お互いの欲が見え始めて徐々にヒートアップしてきました。
そんな中、どちらが年老いた父の面倒を見ていたのかという話に発展し、その中で、兄は突然、
「父さんは実はお前のことが嫌いだったんだ」と言い出しました。
私は、愕然として兄を見つめました。ヒートアップしたとはいえ、兄がそんなことを言うとは思いませんでした。
そこで、「何を言っているんだ?何を根拠にそんなことを言うんだ?」と私は尋ねました。
兄は、病室で介護をしながら父親とよく話していたという理由で、そのようなことを言っていたと話しました。
兄はそれを理由に自分が実家や土地を引き継ぐべきだと主張してきましたが、
私は、兄の言葉を信じられなかったし、兄が父親と仲が良かったということ自体も知りませんでした。
何の根拠もない、証人もいない、当事者からの話では納得できないと私も反論し、
さらに相続の話は解決から遠ざかってしまいました。