おじいちゃんの遺産相続で家族がバラバラに…|広島県30代/男性
私の父親は祖父(=おじいちゃん)と縁を切っており面倒や会うことすらしてこなかったのに、おじいちゃんが亡くなった時に、兄妹やおばあちゃんと遺産の話しになった際に、「自分は長男だから誰よりも多く貰う権利がある」と言い出し、「姉の所には子供が居ないからお金は必要ないだろ」「弟は1人なんだからお金を貯めているだろ」「俺は子供達が居てお金がかかるから必要な人が貰うものだ」と持論を展開していた。
父の姉や弟は「子供が居ないからこそお金を貯めて老後は施設に入ったりするのに必要だ」「僕はおばあちゃんの面倒を見ている、おじいちゃんが入院した時もおばあちゃんを送り迎えしてたのは僕だ、何もしていない兄に遺産があるわけない」と反論していたが、兄の持論は止まらず、結果「おばあちゃんが亡くなった時は遺産は相続しない、今度一切関わらない」事を条件に、これまでお世話も会いにも行っていなかった長男が1番遺産を相続してしまい、兄妹関係や親戚関係にヒビが入ってしまいました。
「言葉の重み」が招いた相続トラブル。|広島県60代/男性
私の父から相続した土地にまつわるトラブルです。私の父は17年前に他界しました。父からは、生前よりある土地を私に相続させるつもりだと聞かされており、予定通り、その土地を相続しました。
父は2人兄弟で弟(私にとって叔父)が5年前に他界しました。私の父と叔父はとても仲の良い兄弟で、叔父は私が相続する土地のことも知っており、承知していました。
しかしその叔父が死ぬ間際に叔父の子供(私にとってはいとこ)に私が相続した土地は、「もともと、あの土地は自分(叔父)がもらう予定の土地だった。話が違うんだ。」といったようことを話したそうです。
すでに私が相続をしたにもかかわらず、叔父が自身の死に際に話したことで、親戚の間で土地相続のトラブルが発生しました。すでに私が相続しているので、書類上も法律上も問題はないのですが、私もいとこも共に気分が悪いです。その後、何年間はお互いにモヤモヤとした気持ちで過ごしました。
ずっとこのわだかまりを持ったまま過ごすわけにはいかないので、いとことは話をしました。いとこも私の相続した土地が欲しいということだったので、結局購入してもらいました。(金額的には多少相場よりも安くしました。)何とも後味の悪い相続になってしまいました。