道路を塞いでいる分の年間使用料を支払うか、店の入口を移動するか。|宮崎県50代男性
私の人生を語る上で欠かせない幼なじみの親族の話です。彼の家は、市内の中心部にある老舗の飲食店でした。残念ながら幼馴染は20代で早世しました。その後しばらくして店は閉じてしまいました。
その後、不動産を相続する機会が訪れ、縁あって再び店を復活オープンさせることにしたそうです
しかし、開店日直前に思わぬトラブルが発生。店の前にある道路が、実は他人の所有で、彼らの土地ではなかったというのです。
そのことを知った持ち主は「道路を塞いでいる分の年間使用料を支払うか、店の入口を移動するか」という通知をしてきたそうです。しかし、地元住民の陳情や、専門家の助けもあり道路の使用料を半額にしてもらうことができたそうです。この経験から、相続する物件の手続きは全体像を理解するだけではなく、専門家の協力が欠かせないのだなと学びました。