マナーと気遣いの大切さ。子供と遊んでいたら隣人と気まずい関係に・・|群馬県50代男性
親戚の子供が遊びに来ていて、うちの子供と、隣の家の子供の3人で。うちの庭で遊んでいたときに、ちょっと目を離したすきに、隣の家の壁にボールを当てて遊んでいました。気付いてすぐに止めさせたので、ほんの数回当ててただけでしたか、隣のお母さんが飛び出してきて、壁の汚れを確認してから、止めてください!と大きな声で怒鳴り、自分の子供の手を引いて帰って行きました。こちらの監督不行き届きだと思ったので、親戚の家族が帰ったあと、菓子折りを持って夫婦で謝りに行きました。それまでは仲良く近所付き合いができていましたが、それ以来気不味くなって、外で会っても挨拶を交わす程度の関係になってしまいました。子供に聞いたら、うちに遊びに行ってはいけないと言われているらしく、たったあれだけのことでとモヤモヤしています。
入れ知恵されたボンクラの甥。|群馬県40代/会社員
私の妹の旦那さんの親御さんの話になります。義理の弟にあたる、妹の旦那のお母さん(=Aさん)はビジネスで成功してかなりの資産を作っていました。
Aさんは面倒見がよく、30代の引きこもりの甥を引き取り面倒を見ていました。そのAさんが心不全で急逝しました。
Aさんの夫は3年前に亡くなっており、妹の旦那さんは一人っ子でかなり憔悴していました。そこに追い打ちをかけたのが引きこもりの甥と甥の両親でした。甥はAさんが養子縁組の申込みをしていたと主張し遺産相続権を主張してきました。引きこもりにそんな知能はなく甥の実の両親が入れ知恵をしていたようです。激怒した妹の旦那さんは弁護士を入れて対抗しました。当たり前ですが相続は認められず、引きこもりを追い出すのに時間と費用がかかったため、散々だったようです。かなかな出ていかない甥を引き取るように甥の両親を説得して転居費まで妹の旦那さんが負担したようで、ふんだりけったりだったようです。
「500万円のタンス預金を持って帰ってきた」という友だち|群馬県50代/女性
数年間、仲良くしていた友だちのお話です。他県に済む彼女のお母さんにご不幸がありました。急なことだったので私も驚き、彼女の気持ちが大丈夫か心配しました。一週間くらいご実家に帰省していたと思います。自宅に帰ってきたので、一緒に食事をすることになりました。
その際に聞いた話です。
「自宅にお母さんのタンス預金があったの。500万くらいだったから持って帰ってきてしまった」と。
私は、お父さんに話したのか。また妹さんに話したのか。確認しました。誰にも確認せずに持って帰ってきてしまったようです。遺産相続以前の問題だと思いました。案の定、姉妹で遺産相続の件で大喧嘩になり絶縁したと聞きました。
私も、この一件から彼女に不信感しか感じられなくなってしまいお付き合いすることを一切やめてしまいました。
彼女のお母さんのタンス預金の件は、今となっては本当だったのか見栄っ張りの彼女の嘘だったのか分かりません。
でも姉妹が絶縁してしまうことを、お母さんは願っていなかったと思います。
人間の金欲は兄弟姉妹の血より濃いものだと感じた一件でした。|群馬県50代女性
私の父方の実家で起きた実話です。父は群馬県の片田舎の出身で、実家は数千坪の土地を所有していました。その昔は長者番つけにものったほどの名家でした。父は兄弟3人姉妹4人の8人中の次男です。長男が家を継ぎ、以下父含め男兄弟は家を出ました。女きょうだいは三女を残し嫁いでいました。なので、実家を長男と三女で守っていました。
祖父母が体調を崩し介護が必要になっても、長男夫婦と三女で世話をしていたので、祖父母が亡くなった後は、兄弟姉妹でもめることなく長男と三女へ相続が決まりました。その後、三女は実家の家屋から自立し、同敷地内に立派な家を建て暮らすようになりました。相続で決まった土地に建て、自分で貯めたお金で家を作ったので、文句を言われようがないはずなのに、何故か長男が嫉妬するようになりました。自分が住んでいる家は両親(祖父母)が建てたもので、立派とはいえそれなりに老朽していることは否めません。
しかし、三女の家は新しく、身内が遊びに来ると皆そっちへ泊まるようになったことも理由のひとつかもしれません。兄弟姉妹の付き合い方が変わり、長男が面白くないところに、三女が急死していましました。独身の三女は女きょうだいへ遺言を託していましたが、長男はそれを知らず、同じ土地だということで自分の物になると信じていました。(遺言はこの家を女きょうだいへ、きょうだいが死んでいたらその子どもへとありました)
葬儀が終わったあとに長男が三女の家の名義を勝手に変更してしまいトラブルの始まりになりました。女きょうだいはその家を売って財産を分けあう予定だったので、遺言を無視したと激怒するのもわかります。お金で解決できればよかったのですが、感情論に発展し、泥沼化。長男はそんなトラブルの元が目の前にあるのがいたたまれず、勝手に家を解体してしまいました。状況は更に悪化。遺言を無視し、勝手に名義変更した長男へ裁判を起こした姉妹たち。結局最後はお金で解決になりましたが、人間の金欲は兄弟姉妹の血より濃いものだと感じた一件でした。
これ以来、親戚で集まることもなくなり、数千坪あった土地も今では他人の手に渡っています。