本当良かった。実家の相続と、楽しかった八代くま川祭りの思い出。｜熊本県60代女性
母が突然死してからはとてもつらいことだらけでした。
母が亡くなり、私が相続したのは、八代市の海沿いにある実家でした。
しかし、そこにはすでに叔父が住んでおり、彼は家を出て行くつもりがありませんでした。
母の遺言もなく、どうすればいいのか悩みました。
その家は、子供の頃に家族で「八代くま川祭り」を見に行った場所です。
長く続くこの地元の祭りは毎年家族で訪れ、綿あめの甘さや焼きそばの香ばしさに包まれ楽しい時間を過ごしました。あの時期は、海辺のスポットでほたるの光を楽しんだものです。その光景は今でも心に鮮明に残っています。
しかし、その美しい思い出が揺らぐような事態に見舞われ、私は何をすべきか分からなくなり専門家に相談しました。
その結果、遺産分割に関する協議を行い、相続の優先順位で１位である私に、叔父はいくばくかの家賃を支払うことで決着しました。
結果的に円満に問題解決できたので、また家族で楽しく祭りを一緒に見ることができるようになりました。
今でも心がワクワクするあの祭りの思い出と、実家の相続問題が解決した喜びが重なり、私たちは新たな家族の形を見つけました。